自己愛を成熟させるについて考えています。2つの引用をしましたが、これらは「独立」が根幹にありますが、「独立」に限らず、「仕事と自分との関係性」と「自己愛の成熟」について学ぶべき事柄が多く示唆されています
愛することと働くこと。
小此木によれば開業者の始祖であるフロイトにとって「働く」ことは個としての自立・自営の精神によって支えられていた。どんな権力や一党一派にも支えを見出すことのできない、明日をも知れぬ身の上の一ユダヤ人としての家族を愛し守るための自立自営、独立独歩の人間像があった。その中で家族を守り生活の糧を得るために、よく働き、腕を上げなければならなかった。かれは生涯の過半を働き続け、「愛することと働くこと」の信条に人間主義的な意義を見出し、現在の開業セラピスト・アイデンティティ(臨床的個人尊重主義)の源泉となった。5)
<引用文献>
小此木啓吾:わが国における開業セラピストの養成と認定, アディションと家族, 19(3);314−311, 2002.
明石郁生:開業カウンセリング業における持続可能性の検討,Family Child Therapy,No.18 Dec.2024.
「・・・この仕事をやっているのは、自分にできるからだ。もともと人の下で働くのは得意ではなかった。少なくとも、この仕事で自分の思いのままに生きていくことができる。」
<引用文献>
ロバート・B・パーカー:真相,早川書房,2003.(スペンサーシリーズ)
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